電気集塵式空間殺菌消臭装置「ハイビガー」とは?
室内のチリ、ホコリを除去(集塵)し、殺菌、消臭を行う装置です。
集塵について
チリ、ホコリはどのように除去するのですか?
電気集塵方式といって、高電圧(5500V)で帯電させたフィルムにチリ、ホコリを吸着させる方法です。
電気集塵方式のメリットは?
一般のHEPAフィルターと違い、洗浄して再利用する事が出来るので廃棄物が少なくすみます。また、フィルターで取り除けない非常に小さなチリ、ホコリも除去できます。
殺菌について
殺菌はどのように行うのですか?
装置内部に紫外線殺菌灯を内蔵しています。
紫外線殺菌灯とは何ですか?
殺菌線と呼ばれる253.7nm(ナノメートル)の波長の紫外線を発生させる装置です。
殺菌灯の効果は?
インフルエンザ、結核、MRSAなど、どのような細菌、ウイルスに対しても効果を発揮します。
すぐ死にますか?
菌、ウイルスの種類によって必要な殺菌線の量は異なりますが、当装置は10cm以内という非常に近い距離で照射しますので、例えば殺菌線に対する耐性の高い結核菌であっても約18秒で死滅します。
殺菌灯は交換しますか?
定格寿命は4000時間ですが、徐々に効果が減少しますので、殺菌力を維持するために3000時間(約4か月)で交換します。
紫外線殺菌灯の光は人体に有害だと聞きますが、光は漏れませんか?
本体には紫外線殺菌灯の点灯確認のためにのぞき穴があります。そこから光が見えますが、内部のふたに紫外線をカットするプレートを配置していますので、光は見えますが、有害物質は機械からは漏れません。
消臭について
においは何時間くらいで取れますか?
部屋の広さ、臭いの原因物質、臭いの強さなどにもよりますが、運転後24時間程度で効果を実感できます。
どのような臭いがとれますか?
アンモニア(トイレ・タバコ臭)、アミン類(腐った魚の臭い)、硫化水素(腐った卵の臭い)、メルカプタン類(腐った玉ねぎの臭い)などの代表的な悪臭をとることができます。
メンテナンスについて
メンテナンスは自分で出来ますか?
出来ません。当社専属のメンテナンススタッフが4か月に一度メンテナンスを行います。
メンテナンスの内容は?
再利用できる部品については、当社で洗浄した部品と交換、使い捨ての部品である消臭フィルター、エレクレットフィルター、殺菌灯につきましては新品と交換します。同時に機械内部を隅々まで清掃します。
メンテナンスの所要時間は?
1台当たり約40分かかります。
メンテナンス作業はどこで行いますか?
ユーザーとの相談で、業務の支障にならない場所で行います。
メンテナンス作業は屋外でも出来ますか?
出来ます。雨天時は屋内での作業をお願いする場合もあります。
故障した時はどうすればよいですか?
メンテナンスサービス店にご連絡お願いします。
取り付けについて
どこに置くのですか?
一般の床置き方式では、室内のベッドや家具などに気流を妨害されて空気清浄機本来の性能を発揮できません。ハイビガーは天井に近い壁に設置します。
壁掛けであると、地震の時など落下しませんか?
石こうボード、木製の壁であればボードプラグを使用し、コンクリート壁であればコンクリートアンカーを使用して強固に固定します。
現在まで26年間1度の落下事故もありません。
取り付けできない場所はありますか?
鉄壁、鉛壁などには取り付けできません。
その他
電源は?
AC100Vです。
消費電力は?
風量によって変わりますが、L(弱)で35W、M(中)で45W、H(強)で55Wです。
24時間運転の場合、1ヶ月の電気代は?
Lで500円、Mで650円、Hで800円程度です。(1kwh24円として)
風量(L、M、H)の使い分けは?
通常仕様ではM(中)にしておきます。居室などで、ファンの動作音が気になる場合はL(弱)にします。空気の汚れが気になる場所(手術室、ICU、汚物処理室)ではH(強)で運転します。
どのような場所で使用されていますか?
基本となるのは感染の起こりやすい場所です。
病院であれば、待合室、診察室、処置室、重病室、集中治療室、汚物処理室、薬品庫、機械室、病室、トイレ、新生児室、ナースステーションなど
高齢者施設であれば、居室、食堂、重病室、レクリエーションルーム、トイレ、汚物処理室などで使用されています。
リモコンは付属しますか?
付属します。